映画『大日本人』
映画「しんぼる」制作決定おめでとうございます。
先が見えない、真っ暗ヤミの今のこの世界状況/環境だからこそ、今度の新しい松本監督の作品はまさしく<シンボル>—抜け出せず、もがいてるこの状況から、っということでしょうか!
遅ればせながら、第一回松本人志監督作品『大日本人』を観ました。
とにかく、めちゃくちゃに面白いじゃない
本当にすばらしい
だからこそ本当に惜しいと思う。
松本監督の身内に映画を知っている人がだれもいない。
映画スタッフも「そう言われたから、そうします!」的な仕事が随所にみられて残念でならないです。
言葉はゲスだが、ヨーロッパの映画祭で十分に賞をとれる作品であったのに、本当に残念です。
例えば、序盤の公園でのインタビューのシーン
何故もう少しハイ・アングル(空が見える位)にしていないのだろう。
この主人公の人となりを聞いているのでしょ!
このシーンは…
DEPTH(深み)が画面になくてはいけません。
奥行きがなくてはならないのです。
なぜなら、
このシーンでは、その人となりを聞いているからです。
(だって内面をきいているのでしょ!?そのインタビューで!!)
つまりその画面=その人(主人公の奥でしょ!)
また+α、なんで音(インタビュー)は半分Voice Overにしないの?
笑える箇所がいっぱいあるんでしょ!
自信あるのでしょ、台詞に!
ずーとあのトークトーンであのインタビューシークエンスやちゃんうだもの
強弱がなくて疲れちゃう!!
映画(も)人に見せる以上=作品だよ!
あれじゃあ疲れちゃう。
大日本人というある種のゴミを象徴化している訳なのだから、
もっと強弱つけないと!
小説でいえば句読点がない様なものだよ。
*アングルがおかしい、アングルに優しさがない、作り手の目線になっている。
でも
*衣装、チョーいい!
*CG、チョーいい!
*キャラクターデザイン、チョーいい!
*音楽、チョーいい!
とにかく最高、やっている事チョー高等
本当にすばらしいし、面白い、また撮って欲しいし、撮るべきだ!!
ゼヒ!!
期待してます。
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